甲状腺ホルモン検査の結果 TSHが低くなった!
妊娠するためには甲状腺刺激ホルモンTSHは2.5以下が推奨されています。
1月に検査したときは甲状腺刺激ホルモンTSHは3.2で妊娠するには高めでした。
TSHが高いということは、「もっと甲状腺ホルモン出して!」と下垂体が叫んでいるということ。
つまりは、甲状腺ホルモンが足りない状態。
甲状腺ホルモンは活力のホルモンです。
足りないということは、卵巣や子宮の状態も弱々しく、着床しても流産しやすいのです。
つまり、卵巣や子宮が元気かどうかの指標がTSHなんだと理解しています。
わたしは1月に化学的流産したのですが、甲状腺ホルモン低下によるものだったのかもしれません。
そして、今回の結果です。
「ちょっとね、妊娠するには...」
と主治医に切り出されたので、TSH高いんですよ、と言いかけて検査結果の紙を見ると、
TSH0.6!!
目を疑いました。
もう、うれしくてうれしくて。
じゃあ、なんだろう、どこに異常が?と思っていたら、なんと甲状腺ホルモンFT4が基準値より少しだけ高かった。
異常なほどではないから、わたしとしてはもう万々歳です。
(妊娠に影響があるか判断できないから念のためということで、専門の病院で見てもらうことになりました。)
2月くらいからのみ始めた鉄、3月からのみ始めたビタミンCやビタミンBやビタミンE。
何が効いたのかはわかりませんが、おそらく栄養素がそろってうまく甲状腺ホルモンを生成できたのでしょう。
甲状腺ホルモンの材料はヨードですが、材料だけあってもただのヨードです。
生成するにはいろいろな要素が必要だったのでしょうね。
3ヶ月で結果が出たのが驚きです。
今、仕事をしていなくてストレスフリーな生活をしていますがこれもよかったのだと思います。
ストレスで腎臓が疲労しますし、体調不良が更にストレスになります。
するとビタミンCが失われるわけで。
ビタミンCはほかの栄養素の働きに必要なのでビタミンCが不足しているだけでも体づくりはうまくいかないと思います。
今の状態だったら1月の妊娠は継続できていたのかもしれません。
(もちろん染色体異常の必然的流産の可能性もあります。)
でもあのときは仕事をしていてストレスフルでした。
1月の化学的流産でわたしは退職を決めました。
決意してよかった、夫が退職を認めてくれてよかったと思います。
化学的流産をしたときはつらくてどうしようもなかったのですが、あの流産はわたしに、栄養失調とストレスで体が危機的な状態であることを教えてくれたのだなと思えます。
妊娠のために退職しようか迷っている方、できるなら退職したほうがいいと思います。
感慨にふけってしまいましたが、まだわたしには多嚢胞性卵巣症候群という敵がいた。
さて、わたしの多嚢胞性卵巣症候群の原因ですが、
甲状腺刺激ホルモンTSHが低かった
↓つまり
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンTRHが高い可能性なし
※TRHによりTSHとプロラクチンが分泌されます。プロラクチンにより、排卵抑制されます。
↓つまり
ホルモン分泌異常を起こすほどのストレスはない
※ストレスにより視床下部が刺激を受け、TRHが分泌される
わたしの多嚢胞性卵巣症候群は高インスリン血症によるものである可能性が高くなってきました。
高インスリン
↓
黄体形成ホルモンLH分泌促進
↓
アンドロゲン分泌促進、
卵胞刺激ホルモンFSH分泌抑制
↓
卵巣の表面が分厚くなる、
卵胞の成長阻害
↓
無排卵
メンタルクリニックの主治医も血糖調節障害疑いと言っていたしたぶん、そう。
TSH上昇が併発していなくて本当によかったです。
【参考】